モトクロスを始めたきっかけ

 初めて二輪の免許を取ったのが、1980年。それから、何台ものバイクを乗りつぶしてきたでしょうか。
 ロードのレースは色々とやってきたのですが、モトクロスは初めてでした。自分が山を飛び越えるなんて、想像もしないことでした。やりたいと思いながらも、なかなかきっかけがなく今まできました。
 きっかけは、もちろん健太郎の「バイクに乗りたい」の一言。
 それまで健太郎は喘息がひどく、小2の頃は30日あまり休む始末。水泳とか、サッカーとかいろいろと進めてみたのですが、なかなかやろうとしませんでした。ソロバンはやっていたのですが・・・。
 そんなある日、私が「バイク自分で運転してみるか?」の一言に大乗り気。その当時乗っていたCB400で健太郎と一緒にツーリングに行ったり、キャンプに行ったりいろいろなところに行っていました。それででしょうか、バイクに関しては異常なほどに興味を持っていたのでしょう。
 バカな父親としては、どうにかしてやらんといかん!このままじゃいかん!と思ったわけです。(私もやりたい!と思ったのもあるのですが(笑))
 けど、ロードだったら教えられるけど、モトクロスは経験無いし。健太郎はモトクロスやりたいって言うし。どうしようかと思いながら1ヶ月以上が過ぎていきました。
 そんなある日、今のチームがあるお店に仕事で出掛け、偶然今の事務局長のみつる君と出逢い、いろいろと話しているうちにトントンと話が進んでいきました。
 一番問題なのはお金のことです。乗っていたCB400を売り払い、それである程度お金を作りましたが当然足りません。みつる君の特別な計らいで残金は月払いにしてもらいました。感謝感謝!(今でも払い続けているのですが・・・)
 まぁこんな風で、モトクロスの第一歩を親子そろって踏み出したわけです。
 モトクロスを初めて以来、健太郎の学校への出席率と発作の回数が極端に減ったことを追記しておきます。