ホワイトリスト

2001/08/09
 みなさんは、ホワイトリストを知っていますか?よく耳にするのがブラックリストのほうだと思いますが。
 テレビなどでよく見る、誰にも会わずにお金が借りられる場所がありますよね。俗に言うサラ金といわれるものですね。
 ちょっとしたお金が必要になり、手軽に借りられるそういうところからそうした所を利用したとします。一週間借りても、利息がつかない会社もあるようですが、すぐ返したとします。
 しかし、借りていた事実は、しっかりノンバンクでは情報として残ってしまっているのです。「銀行には知られることはないと思うけど、他のクレジット会社では情報が残るんだよ。」と会社の取引しているクレジット会社の人から聞きました。(ウチの会社は販売会社なので)
 そうした時に、大きな買い物をし、クレジットを組んだりしたときに高い金利でしか組めなかったり、クレジットにするのを断られたりします。きちんと支払いをしているのにもかかわらず、制約されてしまうからブラックリストの反対でホワイトリストと呼ばれているそうです。
 サラ金で借りる目的の第一は生活費だそうですが、生活費とは絶対に必要なもので、それを借りるとなると次の月とかには、一ヶ月の生活費とは別に返済もしなければならず、今の生活のままでは絶対に返せなくなるのは目に見えています。私の家も車やバイクのローンで苦しいですが、そういう所に頼ったりしないで生活出来ているので(^^)
 自分の生活を変えないと、お金って入れば入るだけ使ってしまうものだと思う。
 夕べもテレビで若者がちょっとお金を借りてしまい、それを返済するために他のサラ金から借りて、また他のサラ金から借りてというように雪だるま式に増えてしまったという話の番組がありましたが、自業自得だと思いました。
 あと、絶対に他人の保証人にはならないってこと。身内でも、どうなるか分からない時代だけれど、特に他人はやめた方がいいと思います。わたしの知り合いで今から第二の人生で老後を過ごそうとしていた一家に悲しい出来事が。
 弟家族が家を建てて、何年かはよかったのでしょうが、支払いが困難になり失踪してしまったのです。兄である私の知人は潜伏先の大阪に行き、本人に会えたかどうか私が覚えてないのですが、とにかく、家のローンが多く、担保の土地と家を手放しても、まだ残っていたらしく、保証人であった兄の土地や家も手放さなければならなくなり、今は借家住まいです。同じ市内に住んではいますが、やはり、自分の故郷を失った知人は本当にかわいそうでした。優しい笑顔が余計に悲しかったです。
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