バイクってけっこうむずかしいなぁ
もっと練習だぁ!!
 前日の雨がウソのように晴れ渡った、11月4日(日)。気持ちよく目覚め、朝6時30分にフル☆ハウスのメンバーと吹上モトクロス場へ出発。
 コースの方はと言うと、当然の事ながら一晩で乾くわけもなく、当然ながらマディコンディション。受付を済ませ練習走行へと移りますが、1周しただけでバイクはグチャグチャ状態。もう水たまりというより池状態でした。その中でひとり気を吐いていたのが健太郎。
 骨折以来、実に8カ月ぶりのレース。前の週からまだかまだかと心待ちにしていたレースだったので、気合いの入り方は半端じゃありません。早々に練習走行を切り上げる私たちを尻目に、ひとり黙々と泥まみれになりながら練習していました。(結局、練習したコースはレースでは走らなかったんですけどね)

 今日のレースは『BIKE運動会』と言って、速さ抜きでバイクを楽しんじゃおうという趣旨の物。スプリントレース形式はグループ決めの為の10分+1周だけ。後はテクニックを競う競技ばかりなんです。

 まずは、グループ決めのためのスプリント
 健太郎は初心者コースでのレースです。参加者はXR50のユーヤくん、KX65の健太郎、あとは大人の初心者の方たちでの混走でした。
 レースの方は、やはりキッズコースの主『ユーヤくん』がトップ。その後を続いて健太郎とSERROWに乗る女性の方が、トップ集団をつくっていきます。ところがラスト2周のところで、この3台がもつれるようにして転倒。こうなったら早くスタートした方が勝ちなんですけど、健太郎はSERROWのタイヤにハンドルがはさまったらしく、なかなか抜けなくて結局最後に復帰。結果はラスト1周でSERROWが転倒してしまい、タナボタの2位。
 グループ決めのスプリントなので商品も何もないのですが、楽しめたようです。

 今日のレースのメインイベントはこれからです。
 健太郎はラッキーなことに、フル☆ハウスの「みっちゃん」「なべきん」「禎二郎クン」と同じDグループ。
 まずは全員参加の『風船割り』。30mほど先のパイロンにくくりつけてある2個の風船を割って戻ってくるもの。健太郎というと・・・すいません、次が自分の番だったんで、準備してたら終わってました・・・見てません。二人で対抗戦だったんですが、負けでした。ちなみにワタシも僅差で負けました。
 昼食をはさんで、次は『追いかけっこ』。10mぐらいのオーバルコースを、両方から同時スタート。追いついたら勝ちか、3周して先に戻った方が勝ちというもの。これも二人ずつの対抗戦で、相手は初心者の女性の方。マディなのでほとんどドリフト大会みたいでしたね。健太郎は相手に恵まれて難なく勝ちでした。ちなみに、ワタシも勝っちゃいました。
 全員参加はここまで。あとは3人ずつの選抜競技。健太郎は『スラローム』『スクリュー』の2種目に出場。
 『スラローム』はそのままスラロームですね。距離は50mの往復です。しかし相手がワタシのいるCチームのユーヤくん。どっちにも勝って欲しいやら負けて欲しいやらの複雑な心境で応援です。結果はユーヤくんの勝ち。ホント、嬉しいやら悲しいやらでした。
 『スクリュー』は30m先のパイロンの周りを3周回って帰ってくるもの。これは、相手が現役IBライダー。勝つわけないですよね・・・。

 そして、最後のグループ対抗リレー
 1区―初心者コース1周。2区―初心者コース2周。3区―初心者コース3周。4区―初心者コース出口〜本コース1周半。5区―本コース2周。6区―本コース3周。7区―本コース4周で戦います。
 健太郎のDチームは、IB・NA・JAの選手がいる粒ぞろいチームで、1区からガンガン引き離していきます。健太郎は3区を走ったのですが、間違って1周多く走ったにもかかわらず、2位以下を1分以上離して余裕のゴールです。
 ワタシのいるCチームはビリっけつでした・・・(;。;)

 結果、健太郎のいるグループは総合1位!メンバーが良かったんだよなぁ・・・商品はみんなで山分けで、健太郎はトラクターのモデルをゲット(なんでこんなのあるの(爆))。ワタシは最下位にもかかわらず、スパイのゴーグルをゲットしました。

 表彰式が終わったのは、陽がだいぶ傾いてからでしたが、速さ抜きでとことんバイクを楽しめた一日でした。けどコースを走るだけじゃなくて、こういう風に遊びの中でテクニックを身につけていくことも大事なんだな、と考えされられたレースでした。