転んじゃってから元気がなくなっちゃった
最後まであきらめないぞぉ!
 一週おきに行われてきた九州選手権も、この第3戦長崎大会でやっと一段落。
 今回の大会は、24・25日に行われる全日本選手権の前哨戦ということで、国際A級ライダーも多数参加するという、今までにない雰囲気の中で行われた。しかも、NBC長崎放送が全日本のカメラリハーサルも兼ねていると言うことで、あちらこちらにテレビカメラが設置され、さながら九州選手権生放送という感じだった。
 その中で我が健太郎は、いつものように特別な気負いもなくレース当日の朝を迎えた。
スタート
スタート!!
 何せ最初で最後のコース、ほとんどのライダーがぶっつけ本番の中でどういう走りをするかが楽しみだった。
 いつもの開会式と違ったのは、普賢岳に向かって1分間の黙祷。さすが島原と思いつつ、亡くなった48名の御霊に祈りを捧げる。ミーティング後早速健太郎たちから練習開始。昨夜コースに着いてから歩いては見たが、ほとんどがフラットなコーナー。そしてずり落ちそうな角度のジャンプ。こりゃ大丈夫かなと思っていたが、案の定練習1周目にして3連ジャンプのところでフロントから転倒。3日前に取り付けたばかりのハンドガードが傷だらけ。ハンドルもレンサルに交換していたのだが、こちらは何ともなかった。幸いたいしたケガもせず、練習走行終了。特設会場と言うことだけあって、ものすごくスリッピー。決勝はこことここを気をつけようと二人で話しながらミーティング兼朝食。
やっちまった〜
やっちまったよぉ〜〜
ストレート
ストレートを疾走!
photo byえぐっちかあちゃん
 さて、決勝です。スターティングマシンは全日本用のド新品。一生に一度しかこんなマシンでできないんだぞと、ありがたみを教えながらスタートへ着く。相変わらず練習の成果を出せないままスタート。びりっけつです。
 中盤ぐらいを走っていて、80のライダーを抜いたりといいところを見せていたのですが、後半スリップダウン。2台ほどに抜かれ、それで士気が失せたのか、その後の走りはまるでダメ。ゲキを飛ばすのですが、いまいちの走り。そして11台中8位でゴール
帰ってきたぁ
やっと帰ってきました
photo byえぐっちかあちゃん
 パドックに帰ってから反省会。といっても私が一方的に話すだけなのですが・・・。次のレースでも同じような走りを見せたら、少し方針を変えようかなと思っています。健太郎もモトクロスを続けていきたいという気持ちは、私以上に持っているようなので、きっと次はいいレースをしてくれることでしょう。
おまけ画像
ものすごくいいアングルで撮れました。ライダー誰だっけ??
 昼食後は、IAライダーのデモ走行があり、二人でヒョェ〜と言いながら見てました。さすが違いますね。健太郎も「大人になったらこんなになるんだ」と言ってましたので、それを期待する事にします。
 次は鹿児島みたいな、いいレースをしようぜ!!