はじめてのレースは、PW50をチームの人からかりて出ました。コースがドロドロで、ぜんぜん前に進んでくれませんでした。
2000年3月19日(日) ガルルカップ第2戦 ちびっこスプリントクラス
        (於 熊本県HSR九州)

 昨日からの雨で、コースはぬかるんでいました。イヤな予感……(^_^;)
 私にとってもはじめてのレース。親子そろって緊張しながらの出場でした。
 私が出た4時間耐久が終わり、待ちに待ってようやく
スタート!
 
スタートは好位置につけていたのですが、その後予想もしないことが……。PW50の構造だから仕方ないのですが、リヤホイールとフレームの間に泥が詰まってしまい、前へ進んでくれないのです。他のPW50の子供たちもそうみたいでした。コース途中でアスファルトを走るセクションがあるのですが、そこでは良い調子で走っていくのですが、ダートコースになると途端にストップ!
 もうこうなったら、完走あるのみ!
 1位の選手がゴールしても、まだPW軍団はスタック中!もうこうなったらスタッフ、親、チーム員関係ありません。全員が入り乱れての救出劇が始まったのです。
 あのPWをみんなで持ち上げて、アスファルトセクションまで引き上げ、それから泥をたたき落として走りはじめ、やっとのことで
ゴール!
 はじめてのレースにしては大変でしたが、ゴールするときにもうこれ以上振り切れないぐらいにゴールフラッグを振ってもらい、また観客のみなさんから大きな拍手をもらい、親としては感激しました。

写真撮るの忘れてしまったんです。親として失格・・・かな?
 当の本人は、負けた悔しさからか、真っ黒に汚れたまま1時間ほど車の中に閉じこもっていました。後から聞くと悔しくて泣いていたそうです。子供ながらに闘争心は目一杯持っているみたいですね。今からが楽しみです。
 そんなに悔しがっていた健太郎ですが、閉会式の抽選会では帽子が当たり、ニコニコしながら帰路へ着いたのでした。
 
次も頑張れ健太郎!
        
(うめ 記)